英語イメージリンク編集部

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日本人とネイティブのセンスは一緒?それとも違う?英会話で大切な感情表現とは!?

日本語って言い方一つでニュアンスが大きく変わりますよね?

極端な例ですが「ダメ」という単語であっても言い方によってはかわいげがでたり、相手を良い意味で庇ってあげる様なニュアンスが出てきます。

しかし、英語って一体どうなんでしょうか?

こういった「言い方」によるニュアンスの違いは我々日本人には想像しにくいし、英会話教材でもあまり取り扱わない分野でもあります。しかし実際にネイティブと会話をしてみると彼らもまた、「言い方」の違いで感情を表現していることに気が付きます。

そこで今回は彼らネイティブがどのような言い方で同じ単語であっても感情表現を変えてくるのかを私の経験を踏まえてご紹介します。

1.「なんだってー!?」驚きと信じられない感情を「what」で表現する

これはもうシンプルに

Whaaaaaat!?

(ワァァァァァァット!?)

になります。日本語で「なんだってー!?」と伸ばすようにいうと、驚きと信じられない気持ちを同時に表す時に使いますが英語も同様に間を伸ばすことで驚きと示します。

例えば

:I got a girlfriend!!

ネイティブ:Whaaaaaaat!?

:彼女ゲットォ!!

ネイティブ:なんだってぇーー!?

こんな感じです。言い方自体が間延びしていることもあって、どっちかというと余裕がある時に使うおどけて見せる時の様な表現になります。

これは私が「彼女ができた」という報告に対してネイティブが「信じられない」という意味で面白おかしく表現しているという感じです。声が若干裏返っていたりすると尚ベターです。

彼女のつくりかた

彼女ができたなんて嘘ですけどね

2.「あぁ!?」「なに!?」キレ気味の感じを「what」で表現する

「what」を短く、語気を強めて言うことでキレ気味の、少し苛ついている感情を表現することができます。

:I got a girlfriend!!

ネイティブ:What!?

:彼女ゲットォ!!

ネイティブ:あぁ!?

日本では「what」を「なに?」という返信に使うというイメージがありますが言い方によっては当然「キレ」ている感じを表現することができます。

この場合、私が「彼女ができた」という報告に対しネイティブがイラついているという感情を表していることになります。

私が昔、外国人のいるバーでネイティブ同士の会話を観察していた時に「what!?」と言ったネイティブがいて、一瞬静かになったことがありました。余談になりますが、「what?」はそういった言い方でなくても申し訳無さそうに言わず、連発すると嫌味に聞こえるので若干の注意が必要です。

「excuse me?」が無難ですが、若干距離感があることも覚えておくとよいかもしれません。

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3.言い方で感情表現するのはそこまで難しくない

1~2で紹介したwhatの言い方と感情表現ですが、日本人でも読んでいて「ネイティブもうちら日本人と同じような感情表現をするんだ」とわかっていただけたと思います。

「whaaaaat!?」のように間延びさせた様な言い方ですとやわらかく、「what!?」の用に短く鋭く言うと怒っている様な表現になります。

当たり前と言えば当たり前ですが、私たち日本人はどうしても日本人の感覚とネイティブの感覚は全く違うと考えがちです。

私自身、英会話を学習していく上で最初は「ネイティブの感覚とは全く違うから気をつけないと」という気持ちで挑んでいました。

しかし、何回か英会話を重ねていくうちに「根本的な部分では日本人もネイティブも変わらない」ということに気づいていくようになりました。

「人間、感じること・考えることは万国共通で大体似通っているなあ」ということを理解できてきたころに、私の英会話の表現に感情がうまく載せることができるようになった様に思います。

 

英会話では文法よりも、単語力よりもこういった「感情力」が必要なのかもしれません。

皆さんも是非、自分なりの英語での感情表現を見つけてみて下さい。