英会話イメージリンク編集部

編集部スタッフによるブログ。制作の裏話や英会話習得のTIPSなどをアップしていきます。

映画「ネイビーシールズ」の海軍特殊部隊から学ぶ「超」実践英会話

On your feet soldier!!(立ちあがれ!)

こんな風に言われると嫌でも立ちがらなければいけない気分になります。こんにちは、英会話イメージリンク編集部の今井です。

ネイティブですら使わない、知らない専門用語がバンバン飛び交う戦争映画で英会話を学ぶ・・・

戦争映画って英会話には全く役に立たないイメージがありませんか?しかし、そんな戦争映画でもよく聞いてみるとネイティブが日常会話で使うフレーズが多く使われています。そこで今回は戦争映画「ネイビーシールズ(原題Act of Valor)」から実用的な英会話フレーズとともに、ネイティブはどのようなニュアンス(気持ち)で使っているのかをご紹介します。

ガチガチの戦争用語集ではなく*1、あくまで日常会話に応用できるものをピックアップしましたのでミリタリー大好きっ子でなくても参考になると思います。

ネイビーシールズ [レンタル落ち]

原題:Act of Valor「勇気ある行動」

距離感に注意!親しい間柄で使うフレーズ

“How's it going?”
調子どうよ?

カフェの店員さんにDaveという隊員があいさつをするシーンです。

日本では「調子はどう?」と聞くときは”How are you?”*2が一般的ですが、親しい間柄や知人同士では"How are you?"ではなく"How's it going?(How is it going?)"をネイティブはよく使います。字幕ではこういったニュアンスは残念ながら抜け落ちてしまいますが、Daveという隊員とカフェの店員さんは親しい間柄だということがわかります。

私の経験でははじめて会った相手には”How are you?”などを使って自己紹介し、二度目以降になるとこの”How’s it going?”を使うネイティブが多かった様に思います。外国人が集まるバーで知り合った初対面のネイティブには”How are you?”からはじまりお互いの自己紹介をし、その後町中などでたまたま会ったりすれば”How’s it going?”という感じです。

男性のネイティブの中には初対面でも”How’s it going?”を使う人もいましたが、これは若干距離感が近いのでラフというか、距離感が近すぎる印象を受けました。*3

知り合って何ヶ月も経つのにずっと"How are you?"を使うネイティブもいましたし、このあたりの距離感は日本人と同じで個人差がある、ということも知っておくと英会話の時にネイティブの気持ちを知るための一つのモノサシになります。

レザー キーホルダー U.S. NAVY SEALS DEVGRU ネイビーシールズ ロゴ マーク 刻印 デザイン キーリング (イエロー)

ネイビー・シールズのロゴ

イタズラ心?かわいい子どもや動物を呼ぶ時

Hey, little one, you make sure you keep Mama away from Aunt Carol.
おちびさん、お母さんをキャロルおばさんから離しておくんだぞ

自分の奥さんのお腹の中にいる赤ちゃんに隊員があやすように話しかけるシーンです。

*4

"little"はご存知「小さい」という意味ですが、"one"は話しかけている赤ちゃんを指します。ネイティブが赤ちゃんや子どもを見ると”little one”という呼び方をするのを横で聞いていて赤ちゃんを”one”って数字の様に呼ぶのはどうよ!?と思っていました。

そのことが気になってネイティブに聞いたのですがそういった他意はないということ、逆に"one"と呼ぶことでいたずら心も入っているそうです。赤ちゃんとかかわいい動物をみると「えい!この野郎!」とつねったりイジワルしたくなる様な気持ちってありますよね?そのイメージで赤ちゃんを”one”と呼ぶこともあるそうです。
この場合、アメリカ軍でも精鋭の海軍特殊部隊であるシールズの隊員がその様な気持ちで自分の子どもを”little one”と呼んでいることがわかります。

「ありのままに」他人の銃を使う!?

let me get your M4!
お前のM4を使うぞ!※M4はライフルの名前です。

緊急事態で他人のM4ライフルを使おうとした隊員が叫んだ時の台詞です。
"let me~"はニュアンスとして自分から行動を起こす時に使うフレーズで「~させてくれ」という様なニュアンスです。
この場合だと「お前のM4ライフルを取らせてくれ=使わせてくれ」という意味になります。

"let~"は参考書などでは「~させる」という訳があてられて使役動詞と説明されていますが、ただ単に「なにか自発的にしたいことがある時に使う」というニュアンスだ
という風になんとなくで捉えておけば大丈夫です。

他にも

  • Let me explain~ 説明させてくれ(=説明するよ)
  • Let me help you~ 手伝わさせてくれ(=手伝うよ)
  • Let me show you~ 紹介させてくれ(=見せてあげる)

などがありますが、 いずれも"me"を使うことで自分が自発的になにかする、というニュアンスが出てきていることがわかります。

アナと雪の女王で有名になった「Let it go.」に関する記事も併せて読んでいただくと別の角度から「let」を理解することもできます。

M4ライフルを使わせてくれ! そんなことを言う機会はないと思いますが(笑)let me~は日常会話でよく使うので紹介しました。

何かの確認をするとき(オマケ)

Stand by for confirmation of the "package"

"荷物"確認の待機をせよ

"confirm"は「確認をする」という意味ですが、すこしばかり堅苦しいニュアンスをもっていて「仕事」などタスクをこなす時の職業的な「用語」に近いものがあります。

ミリタリーでは撃つなどして倒れた敵を見て"kill confirmed"と言い、「(相手の)殺害を確認した」というちょっとおっかない意味になります。その一方で作業として相手を"撃った""死んだ"と事実のみを捉えて感情を混じえず処理しているので、そこになんの感情も入っていない冷たいニュアンスが含まれていることも伝わるかと思います。

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ゲームCall of Dutyでも倒れた相手のドッグタグ(認識票)を回収した兵士が「kill confirmed」と報告するのですが、これも同様の理由です

まとめ

戦争映画という中々日常会話に応用しにくいものを今回はあえて紹介しました。

戦争映画の場合、爆発音や銃声、怒声を想像しがちですがその中で兵士同士のぶつかりあいや親しい相手との交流など人間模様も描かれます。だからこそ、実際にネイティブが使うような「飾らない」生のフレーズも多く出てきます。

戦争映画をみながら「こういう時はこういう言い方をするんだ」

ということを一度意識して観てみてはいかがでしょうか? 

*1:個人的にはそっちにしたかったです

*2:ネイティブはちゃんと"How are you?"も使います

*3:そういうネイティブをよく観察してみると、大体お調子者であることが多かったです

*4:キャロルおばさんという方はタバコを吸うので近づかないように、という意味のようです