20年以上英語を避けてきた方に英会話エクスプレスを一ヶ月試してもらって、その感想をインタビューしてきました #1
中学の時に英語は挫折した。でも自分の夢の実現のためになんとか英会話をマスターしたい!
編集部の今井の知人(飯田さん)に、現在制作中の英会話教材『英会話エクスプレス ほのぼの家族Ⅰ』*1を一ヶ月試していただきました。
今井が飯田さんに「一ヶ月間続けた結果、どんな成果があったのか?どんなことがわかったのか?」とインタビューをしていくうちに、これから英会話をはじめる方や、いま英会話を勉強している方の参考になりそうなことがたくさん出てきたので、その内容を書き起こしてみました。今回は書き起こし第一弾です。
一ヶ月、毎日英語をやってみてどうでした?
今井 まずは一ヶ月の英会話学習、お疲れ様でした!仕事をしながら、ウチの英会話教材を使って勉強するだけでなく、ブログに感想も投稿していただくのは、とても大変だったと思います。
※編集部注:今回試していただいた飯田さんのブログは以下。「トロントへの道」というタイトルがついている記事が、英会話エクスプレスの学習記事です。
飯田 この教材のストーリー、ネイティブの持つ英語の感覚の解説よかったよ。解説を読んでネイティブの感覚を理解して、自分の持つギャップを埋めるのは案外楽しかったから、実はそこまでキツくなかったかな。
今井 え、そうなんですか?でも楽しかったと言って頂けると編集部としても嬉しい限りです。それでは、飯田さんの英語遍歴を教えて頂けますか?
飯田 中学1年の1学期で挫折して、社会人になっても英語は使わなかったから20年以上英語から離れてたかな。だからthis is a penぐらいしか言えなかったんだよ(笑)。
今井 なるほど(笑)。それではどうして英会話をはじめようと思ったんですか?飯田さんの英語遍歴を聞く限り大きな転機があったようですが。
飯田 僕は「システマ」というロシア武術をやっているんだけど、外国人インストラクターとコミュニケーションとりたいと思ったからだね。ロシアの武術とは言え、英語が共通語だから本格的に上達するには英語は必要なんだよね。
今井 なんとなく英会話を勉強したい、と思ってはじめたわけではないと。
飯田 そうそう。だから今回は「インストラクターとコミュニケーションを取りたい」っていう、はっきりとした軸(目標)があったので、勉強中もこのフレーズや英単語は自分の目標に使えるのだろうかという基準で考えられたから良かったよ。
一ヶ月間、学習して効果はありましたか?
今井 今回の英会話学習を通じて、飯田さんご自身が英語に関してできるようになった、わかったという変化は何かありますか?これから英会話をはじめようという方には一番気になる部分だと思います。
飯田 細かい点を入れると幾つかあるんだけど
- 英語を見ても拒否反応しなくなった
- リスニングができるようになった
- 英会話はコミュニケーションという実感
この3つがあるかな。
英語そのものに拒否反応が出なくなった
今井 順番をおって飯田さんの成果を説明して頂けませんか?
飯田 まず英語そのものに拒否反応が出なくなったよね。以前は「うわっ英語だ。めんどくさい」って思ってたんだけど、英語が生活の一部になったから英語を見るのが苦痛じゃなくなった。これは相当大きいよ。英語が生活の一部になったら勉強をするっていう意識もなくなるしね。
実はこのモニターの前にも色々学習書は試してみたけど、全部途中で投げ出しちゃったんだよね。
今井 それは大きいですね!やっぱり「勉強しなきゃ」って思うと、しんどいですからね。歯磨きの様に生活の一部として習慣化してしまうと楽なんだと思います。
どうやって英語を投げ出さず習慣化したのですか?
今井 飯田さんは今まで教材を最後までやり遂げられなかった、と言われていましたがそういう方はかなり多いと思います。そこはどう克服されましたか?
飯田 冒頭でも言ったけど、解説にあるネイティブセンスを楽しいと思えたのは大きかったよ。君が僕のブログを監視してたのは知ってたけど、それよりもネイティブセンスの解説がなかったら挫折してたと思う(笑)
でも、そうでない人もいると思うので、そこは自分と関連づけて楽しいって思えるものを見つけられたら長続きすると思うよ。これは個人の努力だけど絶対誰でも興味のある分野はあると思う。
あと、最初はあまりがんばらなかったのも続けられた理由かな。
最初は一日数分の英会話学習でOK
今井 最初は一日どれぐらいやったんですか?
飯田 はっきりとは覚えてないけど、10~15分とかそれぐらい。君が最初はがんばらなくていい、できる範囲でいいって言うから信じられなかったけど従ったよ(笑)でも、それが今思うとよかったかな。最初はやっぱりがんばっちゃうもんだけど、それだとしんどいもんね。
数分で終わらせちゃう時もあったよ。でもそれを許容することができると、ずっと学習が楽になる。長時間は社会人には無理だよね(笑)
リスニングができるようになってきた
今井 それでは次のリスニングですが実際の変化として例を挙げてもらえますか?
飯田 システマの解説DVDだね。映像に合わせて英語で解説してくれるんだけど、今は解説の一部の英単語を聞き取ったり、解説のナレーションの「出だし」ぐらいはわかるようになったよ。
結果として解説の大まかな内容はわかるようになった。これがはっきりとわかる「変化」の1つだね。この教材を使う前は単語も聞き取れないから、何の解説してるか検討もつかなかった。映像だけだよね。
今井 なるほど・・・一つでも単語が聞き取れたら、それが話の内容を理解するためのとっかかりになりますからね。
「英会話はコミュニケーション」でもそれって当たり前じゃない!?
今井 では最後に、英会話がコミュニケーションだとわかるようになった、というのを教えて頂けますか?そんなの当たり前だろって思っちゃうんですが(笑)
飯田 学習書やってても英会話はコミュニケーションというのが実感できなかったんだよ。会話で蚊帳の外にいる感覚というのか、血が通っていないというといいのかな。
料理のレシピ本を読んでもそれだと実感わかないよね。実際につくるところを想像してみたり、つくってみたりしてはじめて色々わかると言うかさ。レシピ通りにやらなくても大丈夫だ、とかやっぱレシピ通りにやらないとダメだ、とか。
このあたりは今回の英会話学習を通して、結構リアルに想像できて「あ、やっぱり英会話ってコミュニケーションなんだ」そう思えるようになったのよ。
今井 「英会話はコミュニケーションだ」というのはその通りですが、それを実感しているかどうかで大きく違いますよね。
飯田 自分はまだ英会話の経験は少ないけど、これを実感しておくのとおかないのとだと今後大きく違うのかな、という確信はあるね。
今井 なるほど。今回はありがとうございました。次は飯田さんが気づかれたことパート2、ということで宜しくお願いします。
飯田 ありがとうございました。
追記
今井 当編集部が制作している英会話教材「英会話エクスプレス」の宣伝のようになってしまいましたが、そこは一旦差し引いて、英会話学習に役立つ部分を取っていただければと思います。
*1:英会話エクスプレスシリーズは現在制作中で、今秋頃の販売を予定しております