読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

英会話イメージリンク編集部

編集部スタッフによるブログ。制作の裏話や英会話習得のTIPSなどをアップしていきます。

『アナと雪の女王』の「Let it go.」って結局どういう意味なの?

こんにちは、英会話イメージリンク編集部の今井です。

先日、編集部の遠藤と話していて、『アナと雪の女王』に出てくる「Let it go.」(レリゴー)が話題にあがりました。

「let」「it」「go」(レット・イット・ゴー)それぞれ単品ではそんなに難しい単語ではないはずですが、「Let it go.」となるとイメージがつかめなくなってしまう方は多いのではないでしょうか?そんな「Let it go.」を今回は対談形式で解説します。

 

「Let It Go」(レリゴー)ってどういう意味なの?

今井 突然ですが、『アナと雪の女王』の主題歌の「Let It Go」ってご存知ですか?

 

遠藤 うん、知っているよ。『アナと雪の女王』も見たことあるよ。

 

今井 僕はまだ見ていないんですが、結構いい映画みたいですよね。ところで、この「Let it go.」ってどういう意味なんですか?

アナと雪の女王 (字幕版)

アナと雪の女王 (字幕版)

 
レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)

レット・イット・ゴー~ありのままで~(日本語歌)

 

 

遠藤 今井くんはある程度英会話ができるんだから、「Let it go.」って聞いて何となくイメージできるんじゃないの?

 

今井 そうですね…。全体的なイメージとしては「it」をピャーッと、あてもなくどこかへ行かせるっていうのかな?はっきりとした目的地もなく、「it」を自由にどこかにピューンって行かせちゃうようなイメージですね。

 

遠藤 それでだいたい合っているよ。じゃあ、イメリン流*1に解説してみようか。さきに結論を言うと「Let it go.」って次のイラストのようなイメージなのね。

f:id:ImageLink:20140827141036p:plain

 で、それぞれの単語なんだけど、まず「let」のコアイメージは「惰性に任せる」。何かをしたがっているならば、そのようにさせてあげるとか、新たな力を加えずにそのままにしておくとかってことね。

 

今井 なるほど…。「let」は、あるものの動きを制限しないで、そのままに任せるみたいな意味合いがあるってことですね。

 

遠藤 そうだね。例えば、今井くんが悪いイタズラをしたがっている子どもで、親から「そんなことしちゃいけません!」って言われているとするよね。

 そんなときに誰かが今井くんに「Let it go.」と言ったら、それは「持っている思いをそのまま外に出させろよ、自由にさせてやれよ」みたいなニュアンスになるってことだね。

 

今井 なんか「Let it go.」がイケナイことをそそのかしている、ちょいワルオヤジのセリフのように聞こえてきました(笑)

 

遠藤 そうね(笑) で、次は「it」だけど、「it」は基本的に「漠然とした状況」を表します。だから「it」は状況次第でなんとでも解釈できるんだよね。

 なので、映画を見ていない人にはさっぱりわからないと思うんだけど、とりあえず挿入歌に出てくる「Let it go. Let it go.」の「it」は、雪の女王であるエルサが持っている「誰の目にも触れさせてはいけない力」を表しています。これはいいかな?

 

今井 映画を見ていないので「そうなんですね」としか言えないですが、わかりました。

 

遠藤 OK。じゃあ、最後に「go」だね。「go」は「場の中心から離れて、他のところへ動き出す」って感じです。

 「go」は「行く」という日本語が当てられがちだけど、「動き出す」という意味合いもあることに注意してね。むしろ今回の「Let it go.」では、その「動き出す」ニュアンスが強くて、どこかに行ってる途中ってわけじゃないんです。

 そして「アナと雪の女王」の場合、雪の女王であるエルサは「誰の目にも触れさせてはいけない力」をずっと自分の中に閉じ込めている。その力に焦点があたっているシーンなので、go の前提としている「場の中心」は「エルサの心の中、内面」になるわけだね。

 

今井 じゃあ、「Let it go.」で「内なる力を解放させる」みたいな(笑)

 

遠藤 その通りだね。以上を合わせて「Let it go.」で「自分の中に渦巻いている力を、そのまま外に出してあげよう」と言っていることになるわけです。

 

今井 なるほど。これでなんとなく分かりました。ありがとうございました。

 

遠藤 はーい。

 

編集部より

こういう雑学を知るのは面白いですよね。当編集部では雑学を知るような感じで、英会話学習法や英文法などを学べる書籍を出版しています。

imagelink_banner1

また書籍内で英文法を解説している部分については、ぜひみなさんに知ってほしいという思いから、次のサイトで無料で一般公開しています。

編集部のおすすめ記事は以下の3記事です。こちらもご興味ありましたら、どうぞご覧ください。

スポンサーリンク

 

「Let It Go」(レリゴー)の日本語訳「ありのままで」に関する記事

『ありのままで』の歌詞はトンデモ訳?→日本語版に合わせたプロの仕事! - Togetterまとめ

英語版と日本語版の比較がわかりやすく書かれています。こういった英語と日本語の比較記事はたくさんありましたが、英語そのものの表現についての解説記事があまりなかったので、今回記事化しました。

 

*1:編集部内では『英会話イメージリンク習得法』のことを「イメリン」と呼んでいます。