英会話イメージリンク編集部

編集部スタッフによるブログ。制作の裏話や英会話習得のTIPSなどをアップしていきます。

徳島大学における書籍モニターの結果をお知らせします Vol.2

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英会話イメージリンク編集部の遠藤です。

6月下旬に実施したモニターキャンペーン(第二弾)の結果、4名の方にレビューを書いていただくことができました。応募してくれた学生のみなさんは、前期の期末試験が近い中、ありがとうございました!(第一弾はこちら

Amazonのレビュー投稿で、「モニターに応募した投稿」であることが明記できていないものがあります。投稿者名が「渡辺智貴」となっているレビューは、モニター投稿ですので御承知おきください。(現在、文言の追加を改めて依頼しております)

さて、このキャンペーンではレビュー以外に「質問用紙」も提出してもらっています。ここでは質問内容と、私からの回答もあわせてご紹介させていただきます。

(1)T.Wくん

質問

単語のコアイメージについてなのですが、コアを教えられると分かるのですが自分で見つけるとなると少し困ります。だからコアを見つけるコツが知りたいです。

回答

まるっきり取っ掛かりなしにコアを見つけるのは難しいので、とりあえず最初に出てきた「英単語の日本語訳」を基準にするのがいいと思います。そして、その「日本語訳」のイメージを使って、ほとんど違和感なく文章が理解できている限りは、特にコアなどを考える必要はありません。

当初の「日本語訳」では理解できない文章に出会ったときに、コアを考えてみると良いと思います。getであれば「得る」という日本語訳をとりあえず覚えておいて、それでは理解できない文章に出会ったときにはじめて、じゃあ「getのコア」はどういうものなんだろうか?と考えたらよいというわけですね。

で、コアというものも、実は流動的なものだと思ったほうが良いと思います。英単語は多くの意味の範囲をカバーしていますが、そのなかでも使われる頻度が高い意味のところにコアは存在しています。

しかし、「その意味が使われる頻度」は時代によって変わります。そういう意味でコアは時代を反映して移り変わってしまうのです。

これは日本語でも同じで、昔と比べて30代の女性を「おばさん」と呼ぶのは微妙に抵抗感が生まれていると思います。そして30代女性を「おばさん」と呼ばないようにすればするほど、その言葉のコアはもっと上の年齢の方に移動していきます。下手をすると、コアを失い言葉自体が消滅することもあります。

 

このように「使われる頻度」に依存しているということは、住んでいる場所によってもコアイメージは異なる可能性があるということです。アメリカ人のもつgetのコアイメージとイギリス人のもつgetのコアイメージは微妙にズレているはずです。

これは関西人のもつ「アホ」のコアイメージと関東の方が感じる「アホ」のコアイメージがズレているのと同じです。それは「アホ」という言葉を「愚か者」という意味で使うのか、「人間らしい憎めないやつ」という意味で使うのか、それぞれの意味で使う頻度が関西と関東で異なっているからです。

ながながと述べましたが、コアイメージというものも絶対視するのではなく、あくまでも理解するための便利なツールと捉えてもらえたらと思います。

(2)Y.Oくん

質問

教材を作る上で、一番気をつけたのは、一番力を入れたのはどの点ですか?

回答

英会話イメージリンク習得法」の制作時に気をつけたのは、日本人でも体感的に英語の仕組みがわかるようにすることでした。

文のルール(文法)からスタートするのではなく、人間らしさからスタートするとでも言えば良いでしょうか。アメリカ人も同じ人間です。彼らが英語を使えているということは、英語にも必ず「人間らしさ」が内包されているはずと考えました。

逆に言えば、何気なく使っている日本語にも「人間らしさ」が含まれているはずで、それらがどのようにズレているのか、それを分析すれば自ずと文のルールを説明できるはずだと考えたわけです。

あと気をつけたのは、この分析をするときに妥協をしないというところでしょう。ネイティブにちゃんと確認を取るのは当然として、ネイティブの説明に納得できなければ、納得できるまで粘る。自分の仮説がしっくりこないときも同じで、しっくりくるまで粘る。

きっと自分と同じように、釈然としない状態で英語と向き合っている人がいるはずだと思っているのですが、そういう人たちが自分と同じところで悩まなくて済むようにという感じで分析を続けて、本の完成までこぎつけました。