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英会話イメージリンク編集部

編集部スタッフによるブログ。制作の裏話や英会話習得のTIPSなどをアップしていきます。

徳島大学における書籍モニターの結果をお知らせします

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英会話イメージリンク編集部の遠藤です。

 

先日お伝えしていたモニターキャンペーンの結果、9名の方にレビューを書いていただくことができました。応募してくれた学生のみなさんは、忙しいなかありがとうございました!

Amazonのレビュー投稿で、「モニターに応募した投稿」であることが明記できていないものがあります。投稿者名が「玉腰向輝」「橋本」「兼松朋也」「かいと」「komi」「まめうし」「海人」となっているレビューは、モニター投稿ですので御承知おきください。(現在、応募していただいた皆さんには文言の追加を改めて依頼しております)

 

さて、このキャンペーンではレビュー以外に「質問用紙」も提出してもらっています。ここでは質問内容と、私からの回答もあわせてご紹介させていただきます。

 

(1)遠澤くん

○質問

本には時制や冠詞の文法事項について、イメージして考えることを書かれていましたが、他の文法事項(比較etc)についても同様にイメージして考えることはできますか。

 

●回答

質問で挙げてもらった比較構文はイメージで考えることができます。例えば、次の文で考えてみましょう。

I’d (=I would) rather buy a Japanese car. 自分だったらむしろ日本車の方を買いたいな。

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この例文は英会話イメージリンク習得法P.104に出てくる文です。ratherは一般的には「比較」としては習いませんが、元々は「より早い」という比較級なので、他の比較級も同様に考えてもらえればと思います。

 

なお、英会話イメージリンク習得法では「イメージ」とリンクさせることを推奨していますが、その目的は英語を使いこなすためです。つまり、イメージしなくても英語を使えるのであれば、無理にイメージにこだわる必要はありません。

ただ、五文型に代表されるような英文法を「ルール」として覚えるよりは、「静・動」といったざっくりと捉えた方が、よりネイティブの感覚に近いものとして理解できると思っています。

 

以上をまとめると、私の書いた本を含めて残念ながら万能薬はないと思いますので、自分のなかにしっくりくるものは何でも積極的に消化していってもらって、英語を少しずつ身近なものにしていってもらえたらと思っています。

 

(2)兼松くん

○質問

「熟語や構文」と「イメージ」を結びつかせるのが難しいです。他に方法はありますか?

 

●回答

英会話イメージリンク習得法では「イメージ」とリンクさせることを推奨していますが、その目的は英語を使いこなすためです。つまり、イメージしないほうが覚えやすくて、かつそのまま英語として使えるのであれば、無理にイメージにこだわる必要はありません。

 熟語でいえば「put up with A」で「Aを我慢する」という日本語に対応していると習ったと思います。これを暗記したままで使えるのであれば、無理にイメージ化する必要はありません。

 

なお、このput up with Aは次のようなイメージで描くことができます。

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イメージで理解するメリットとして、putやup、withがほかのところに出てきた時にも応用がしやすいということは言えると思いますが、それ以上のものではありません。

残念ながら英会話習得に一発で効く特効薬はないので、フレーズをひとつずつでも良いので自分のなかに蓄えていってください。

 

(3)近村さん

○質問

第10章「冠詞の有無による違い(P.206~P.209)」で、「冠詞(a/an)+名詞」は外枠や輪郭があるものだと書かれていますが、そもそもどうして冠詞a/anは外枠や輪郭を表しているのですか?

 

●回答

面白い指摘ですね。

逆に、どうして日本語は外枠や輪郭を無視しているのでしょうか?本にも書きましたが、「友だち」という日本語の言葉は「(A)一人の友だち」を表すこともできますし、「(B)複数の友だち」を表すこともできます(現実的には、(A)(B)で目の前にある情景はまったく異なっているにもかかわらず!)。

ご質問に対する正しい答えは「ない」と思いますが、文化的な違いが影響しているのは間違いないでしょうね。もしそういったところに興味があれば、参考文献に挙げた「言語が違えば、世界も違って見えるわけ」を読んでみると面白いと思います。

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例えば、この本に出てくるオーストラリアのグーグ・イミディル族は、何かのモノがある場所を前後左右で表現せずに、東西南北で表すそうです。つまり、「右のコップを取って」ではなくて「南のコップを取って」というらしいです。とてもおもしろいですよね。

ちなみに私たちも子どもの頃に、左右を覚えるのは実はけっこう時間がかかったみたいなんです。つまり、いまはあたりまえに使っている「前後左右」という概念ですら、本当は普遍的ではない可能性があるのです。このような「東西南北」の文化(言語)と「前後左右」の文化(言語)では同じ物を見ていても、まったく違うことを考えているかもしれませんね。

 

(4)宮本くん

○質問

イラストも含まれ、自分の勉強方法の間違いを気づかせてくれるので、すごく読んでいて面白い。また、まとめをCoffee Breakでしているので、そこも面白かったです。

質問を挙げるとするならば、やっぱり理解すると同時に、読むことと同じくらいリスニングは大事であると思います。本文にある英語のリスニングCDをつくったりはしないのですか?

 

●回答

読むことと同じくらいリスニングが重要というのは、その通りだと思います。もしリスニングに興味があれば、audibleというサービス(amazon.comの関連会社で、amazon.comのアカウントを使いまわせます)を調べてみてください。

アメリカでは、書籍の内容を「聞く」文化があるので、たくさんのオーディオが販売されています。オススメは原書を本(or Kindle)で読んで、さらにオーディオを購入して音でも理解してみるというものです。ぜひ興味のあるトピックを扱った本で試してみてください。

 

ちなみに、本で紹介した英語のリスニングCDはすでに出しています。

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ただ、いま上記の商品は売り切れているんです…。それに加えて、上記の教材の内容を改定しているところです。この8月くらいには「練習編」として第一巻をリリースできる予定なので、ぜひFacebookなどで情報をフォローしてもらえたらと思っています。

 

(5)中山さん

○質問

「be –ing形」が現在進行形なのか、それとも未来のことを話しているのかは文脈からしか判断することはできないんですか?

 

●回答

質問の件ですが、「be –ing形」が現在のことなのか、未来のことなのかは文脈からしか判断できません。結論としては以上なのですが、もう少し補足をしておきましょう。

 

I’m playing tennis.

この文が表すイメージは以下のとおりです。

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この文が単体でいきなり出てきたら「現在」のこととしか捉えようがありません。

 

しかし、次のような会話であれば、当然ながら「未来」のことになります。

A : What are you doing next Saturday?

B : I’m playing tennis. (まさにテニスをしているところを思い浮かべながら)

 

Bの人にとっては「いま目の前にテニスをしているところを思い浮かべられるくらい確定している予定」だから「be –ing」を使っているわけです。(ネイティブは「be –ing」というフレーズが未来を表すことができるから…という発想で、このフレーズを使っているわけではありません)

 

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